【えいる 訪問看護 スタッフブログ54】
2022/06/13
タイトル
by 作業療法士T
<エイジング・パラドックス>
訪問の仕事をしていると、老いてもなお幸せ、という高齢者の方に出会うことがあります。
高齢になると“喪失体験”が多く、一般的には負のイメージがあります。
それでも、高齢者が(むしろ若い人より)幸せであることをエイジング・パラドックスと言い、注目されているそうです。
背景には、大切なことだけを選んで集中していたり、しがらみを超越している等の心理的特徴があるようです。
個人的には、家族や友人と絶妙な距離感を保たれている方は“むしろ幸せ”な気がします。
そういった方から、生きる極意のようなものを学べるのも訪問の醍醐味ではないかと感じています。
ps.屋外歩行訓練中に見つけた紫陽花です。